これからISOシステムの導入をご検討される企業の方々へ
当社のコンサルの基本は、膨大なマニュアルを作成し、お仕着せのISOを導入するのではなく、クライアント様にとって大切なことを明確にし、その事業構造の改善ができるような仕組み作りに貢献することです。
日本では、欧米で行われているトップダウンだけでは、効率的な運用につながりません。
当社の経験では、やはり日本流の仕組み(或いは御社自体の流儀)でないと本当の活性化にはつながらないと思います。
それには幾つかのノウハウがありますが、その一つとして、当社が成功をおさめているやり方は、内部監査を駆使したボトムアップ方式による改善・改革です。
そのためには、コンサルと教育との連動が大変重要になってまいります。この二つをシステム的にできるのが当社の特色です。
既にシステムを導入したが、運用にお悩みの企業の方々へ
システムを導入したものの、その運用が低調であったり、形式的な運用に流れていたりしている会社は、会社の規模に関わらず結構あります。私どもにサポートを求めてくる会社に共通していえることは、システムをやたら複雑・難解にしてしまっていることがあげられます。
例えば、(環境・品質)マニュアルといった基本文書をとりあげてみましょう。
マニュアルというものは、社員ならば誰もが読んで正しく理解し、それを業務に活かすことができるものでなければいけないのです。しかし、ISOの専門用語や特異な日本語訳をそのまま使って、マニュアルを作った人しか分からない(あるいは、作った人さえ理解できていない)ものにしてしまっているケースがあまりに多いのです。
こういった欠陥を分かっていても、そのことを問題として提議し改善しようとする社員はほとんどいません。そのようなことをすれば、自分の評価を下げたり、改善作業を押し付けられたり、割を食うことになると考えてしまうからです。
ここが今の日本の企業が停滞している原因の一つかもしれません。
この状況を転換するには、やはりコンサルと教育の連動を通じて、社員の考え方(こころ)を変えることがまず必要です。
こういった手法でも、単年度でその改善効果を出すのは難しいといってよいでしょう。今までの悪い運用が組織に定着してしまっているからです。
しかし、私どもが受託したケースでは、コンサルと教育の連動による意識改革をPDCAサイクルの中で運用し、改善に向かって動き出した企業は、大会社であろうと、中小企業であろうと、3年目くらいには必ず効果が表れています。その後は、教育を受けた社員が増えていけばいくほど、量が質を変える法則にしたがって、会社全体の変化が顕著になっています。
コンサルタント選びのポイント
お客さまにとってのコンサルティング選びの基本条件は、
①安心してまかせられるという信頼感、
②コストに見合った収益やメリットが得られること、
③コンサルティングを通じて社員が成長するということではないでしょうか。
この3つの命題に挑戦する当社のサービスを是非ご活用いただきますようお願い申し上げます。
【過去の実績】(敬称略)
- ISO14001構築等
民間企業(食品業)、民間企業(鉄鋼業) - 戦略的内部環境監査制度の構築等
民間企業(電気電子機器業) - EMS制度の構築
民間企業(商社) - ISO9001構築等
民間企業(食品業)